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脳卒中・・・11

ある日担当のリハビリの先生が不在なことがあり、もっと良くなったところを見せようと、いつもより一生懸命やり汗をぐっしょりかいて部屋に戻り、疲れてそのまま寝てしまいました。
その日の夜のことです、残念ながら又血管が詰まってしまったようで、機能はうんと落ちてしまい、励ましに来てくれていた友の顔を見たとたん、あんなに頑張ってきた結果がこれだと思うと情けなくて涙がとまりませんでした。
それで又高気圧室に行ったり点滴を受けたりの一週間を過ごさなければなりませんでした。それと同時にそれがよほど恐かったとみえて、知覚過敏になってしまいました。
 自分の頭の中ではそんなこと僕にかぎってありゃしないと思っても、やはり知覚過敏です。小さな音にもびっくりしてしまいますし、音がすると分かっていてもやっぱり飛び上がるほどびっくりするのですからあきれます。
飛んでいる鳩の動きがスローモーションみたいに見えるし、近眼もよくなってしまいました。いままで使っていたスプーンがピリピリ金属臭くって使えず、陶器のものに変えてもらいました。酸っぱいものが好きでしたがまるで駄目になりました。
その他、毎晩寝付く寸前にうんと血圧が上がり、舌がかってに口の中でべろべろべろと動きまわるのです。そして朝は手足の小刻みな痙攣で目が覚め、いつも焦点の合わないぼんやりした頭と目、という具合になってしまいました。
このことではさすがに落ち込みましたが、これももうどうしようもないことなのです。

お医者さんにも血管がぼろぼろで、まだまだ何時詰まってもおかしくない状態だと言われていたのに、少し調子にのりすぎていました。でもこれはこの病気の宿命、いつだって再発の危険性を孕んでいる、ということが分かったのだからとあきらめて、それ以降は「程々に」と病室に貼り紙をして程々をモットーにやることにしました。
by takaryuu_spring | 2007-02-07 08:33


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