脳梗塞体験記・・2

発病から9年たっていろいろな仲間もできました。
今日喫茶ひだまりに行くと、そこで油絵を展示している舟橋さん一行とであいました。
『一歩いっぽ』5号で紹介した加藤さんもきていて、偶然のおそろしさです。
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ああ絵の写真撮ってくるの忘れた。

病院
昼から小便を一度もしていないのです。膀胱がぽんぽん、出るはず、と何度も尿瓶に試みるのですが、なぜか一滴も出ません。下腹を指で押してみると、かちかちなのに尿意もないのです。
 「排尿できないみたいですから管を入れます」と看護婦さん、それからは尿袋をぶらさげた生活になりました。
それと、時とともに今まで動かすことのできた手も、だんだん動かしにくくなってきます。必死で握っていたベッドの手摺りから手が落ちたのは、午後12時を回った頃だったと思います。

 「看護婦さん、手が、手が動かなくなる」と悲愴な訴えに、困ったような顔で「明日ね、明日、先生がみえるから」とつれない返事、あとはなるべく僕と目を合わさないようにしているようでした。
それでも、まだ明日目が覚めたらきっと治っている、それとも今日のこのこと自体夢に違いない、と自分にいいきかせながら寝ていました。
平成9年12月11日のことでした。

12日朝6時、手も足も動くよなと言聞かせながら、おそるおそる目をあけてびっくり、顔はつっぱった感じでしゃべることもできません。
手足だけでなく腰も胴も砂袋みたいに重く、肉体の一部であることを拒否しているように動こうとはしません。もう僕の意思では、どうにもならないものと実感できました。
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by takaryuu_spring | 2007-01-25 18:40


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